全日本選手権
みなさんこんばんは。
全日本テニス選手権の報告です。
結果はベスト16となりました。
1回戦は全体的にとてもいいテニスだったと思います。ファーストサーブの確率、配球、緩急どれもがここ最近サーブを練習してきた中では1番良い出来の試合でした。
ストロークですが、相手のスピン系のボールに対して積極的に前に入って打っていく事ができました。セカンドセットは落としましたが、テニスの何かが悪かったというよりは、自分のミスを引きずり、集中力が途切れてしまい、そこに相手の良いプレーもありセットを失いました。ファイナルセットですが、自分のテニスで圧倒していたと思います。自分の中から湧き上がる自信があり、それをきっと相手も感じ、相手からは弱気を感じました。
もちろんこのセットを失ったら負けるという怖さはありましたが、テニスも良く、最後まで打ち切る事ができました。次の試合で負けてしまった為、この試合の事を忘れそうになってしまいますが、この試合の出来は自分にとっては大きな価値があり、自分自身の成長を感じられたプレーでした。
とんでもない緊張感の中、いつもやっている事が出来るようになっていただけでこれまでの自分からは成長です。
問題の2回戦ですが、正直な結論から言うと相手選手が本当に強かったなとという風に感じました。
技術も自分の方が劣っていると感じましたが、それ以上に試合の流れを最終的には完全に支配されコントロールされました。
ファーストセット4-2まではうまく行っていました。けどそこまでも自分の中では微妙に何かうまく行ってない感じがあり、その何かは思うような良いあたりをしていないとか、一歩前に入れてないとかそういうことです。
そのモヤモヤがありながら4-2になった為、自分の中でこれをやればいける!!!と確信のあるものがありませんでした。
うまく行ってるようだけどなんかちがう。もっとちゃんとできるのにって気持ちでした。
そこから気づいたら4-4、そしてあっという間にセットを落とし試合も終わっていました。
相手はきっと何かを作戦を実行していて、それがうまく行っているんだろうなーと考えていましたが、そのせいで自分のするべき事が揺らいでしまい、相手の方が肝がすわっていた感じです。
ここぞという時のファーストサーブも良く、プレー全体の安定感がありました。ショットの精度が高く、プレーに本当に落ち着きがありました。
今大会優勝を目指していただけにとても残念な結果ではあります。今回、ドローの位置が違っていれば決勝まで行っていた可能性もあったと思いますし、2回戦で負けていたかもしれません。
自分のテニスは確実に良くなってきていることをしっかり自分で理解して、また一年ITFのランキングを少しでも早く上げて、この時期にはもうグランドスラムに入れるように頑張ります。
2回戦が終わった日、疲れすぎて夜が全く眠れませんでした。ここまで優勝したいと思って挑んだ全日本は初めてで、大会までの数週間ずっと頭の中には全日本の事がありました。
本当に緊張したのと、自分に期待している分、これはいかないといけないというプレッシャーから本当に脳みそと心が疲労困憊でした。
今も頭が疲れて心も疲れていますが、モチベーションがないとかそういう事は全くなく、はやくWTA出たいとしか思いません。
今大会正直勝てる可能性がほぼないと感じていたのは加治さんだけでした。加治さんのプレーはショット一つ一つの精度が非常に高く、プレー全体のクオリティが本当に高いです。
ITFの会場で何度か練習させて頂いた事がありますが、練習ですら簡単にポイントを取らせてもらう事ができません。ゲームじゃなくてポイントです。🥹
本当に無駄なミスが一つもなく、全てのショットに意図があり、今の私じゃ勝ったとしてもその時のまぐれでしかなく、そのまぐれも簡単にはこないと思っていました。
なので今回優勝した事は本当に何の驚きもなくただただかっこいいしかないです。
一年であそこまで行けるかは分かりませんが、勢いやノリではなく確実に自分の実力と技術だけで優勝した加治さんみたいに私も圧倒的な強さを身につけれるよう頑張ります。
来週から3週ITF出場予定です!(高崎出れますように)
3週間で自分の人生変わっていますように🤩
それでは皆様、今年の全日本選手権も応援をして頂き本当にありがとうございました。
来年は優勝🏆🏆🏆

♥️mei♥️